「カルガリーの秋」
カルガリーにも秋がやってきました。朝晩は冷え込むようになり、空気もより乾燥していると感じます。
カルガリーの秋はとても短く、10月に雪が降ることも珍しいことではないそうです。気温も朝昼晩で大きく異なります。日本の紅葉と少し異なり、木々の葉が赤ではなく黄色に色づきます。現地の方によると、木々が黄色くなることは珍しく、大抵はすぐに気温が下がって葉が落ちてしまうそうです。今年は、綺麗な黄色に染まった木々を楽しむことができました。

カナダでは毎年10月の第2月曜日に「Thanksgiving Day(感謝祭)」という祝日があります。家族や親しい友人、親戚に感謝を伝える日です。もともとは秋の収穫に感謝する日として始まった行事だそうです。現在では、カナダやアメリカで、家族や友人と食事を楽しみながら一緒に過ごす日になっています。私はホストマザーと一緒に、ホストマザーの友人のお宅で過ごしました。伝統的な料理として、ターキーやマッシュポテト、パンプキンパイをいただきました。ターキーやマッシュポテトにはグレイビーソースをかけます。グレイビーソースはカナダの伝統料理「プーチン」にも使われるソースです。夕食後は、会話を楽しんだり、ゲームで遊んだりして過ごしました。日本にはない年に一度の温かい行事に参加でき、とても良い経験になりました。

この秋は、カナダ発祥のエンターテインメントである「シルク・ド・ソレイユ」を観に行く機会もありました。会場の雰囲気や観客の熱気、そしてパフォーマンスの迫力と美しさに圧倒されました。観客の方々の反応がとても大きく、演者と観客が一体となって1つのショーを作り上げているように感じました。言葉がなくても伝わる表現の力を肌で感じ、とても感動しました。

さらに、学校のアクティビティでは、カナダで人気のあるスポーツの1つであるアイスホッケーの試合を観戦しました。試合のスピードや観客の一体感に驚きました。ルールを詳しく知らない私でも、最後の1秒まで楽しむことができました。また、ウォータートンという国立公園にも行き、小型の船でカナダとアメリカの国境を越える体験をしました。広大な自然の中で過ごした時間は、日本で経験できないものであり、とても貴重な体験ができたと感じています。

10月後半になると、どの家もハロウィンの装飾で彩られ、家の近所が楽しい雰囲気になります。私たちは初めてパンプキンカービングに挑戦し、それぞれ個性豊かなランタンを作りました。ハロウィン当日は、街や学校、バスで仮装した人を多く見かけました。仮装して授業をしている先生、授業を受けている生徒が居たり、授業中にキャンディーが配られたり、自由で楽しい雰囲気に、日本との違いを感じました。夜には、子どもたちが近所を回って「Trick or Treat!」と言いながらキャンディーをもらいに行きます。私たちも一緒に参加しました。どの家の方も笑顔で「Happy Halloween!」と声をかけてくれて、とても楽しい夜を過ごすことができました。

11月に入り、カナダに来てから2か月が経ちました。これからもたくさんの素敵な体験を通して学びを深め、帰国までの時間を有意義に過ごしたいと思います。
(A.I)

